ポッドキャスト録音のノイズ除去

冷蔵庫の音が入る部屋で、ノートパソコンのマイクを使って収録したゲスト。待ち合わせ場所のカフェで 録ったインタビュー。このページでは、ポッドキャストの制作工程でノイズ除去を行う順序、入力する音源、 除去できない音について説明します。

ミックスではなく、各トラックを処理する

レコーダーやリモート収録サービスからマイクごとに個別のファイルが出力される場合は、完成した ミックスではなく、各ファイルを入力してください。理由は次の 3 つです。モデルが単一トラックを より高精度に処理するという意味ではありません。

レベル調整より先に処理する

音量の正規化は行いません。ノイズを除去すると音声全体のエネルギーも減るため、サンプルでは処理後の 音声が元より約 2 LU 小さくなりました。コンプレッション、レベル合わせ、納品基準への調整は、すべて ノイズ除去のあとに行ってください。先にレベルを決めると、あとで変化するノイズフロアを基準に 調整することになります。

音楽と効果音を加えるのもノイズ除去のあとです。モデルは声と認識した成分を残し、それ以外を抑えるため、 声の下に敷いた BGM もノイズとして処理される可能性があります。先に声を処理し、そのあとで音楽を 加えてください。

直せないもの

1 本の番組で試す

プレビューには、入力したファイルの中で最も音量の大きい 30 秒を使用します。代表的な区間を選ぶための 妥当な方法ですが、確認したい場所と一致するとは限りません。エアコンが動き出した特定の 2 分を確認したい 場合は、その区間だけを書き出して試してください。状態のよい区間より、問題の大きい区間を試すほうが 多くのことを判断できます。

まずは バランスを試してください。強めを使う場合は、息、歯擦音、語尾に注意して聴きます。 処理が強すぎると、その部分から水の中にいるような音や機械的な音が現れます。クリアボイスは より控えめで、部屋の響きを多く残します。ノイズが軽く、静かさより声の自然さを優先したい場合に 適しています。プリセットは数秒で切り替えられるため、決める前に 3 つとも試してください。

30 秒のプレビューで、ファイル全体を処理する前に実際の効果を確認できます。結果が良ければ、同じカード からファイル全体を無料で処理できます。処理はお使いの端末上で行われるため、1 時間の番組なら相応の 待ち時間がかかります。